技術面以外の総合的な知識や学習→戦闘力の高い音楽家へ
とはいえ、音楽家として幅広い知識を身につけ、多くの経験を踏むことは必要不可欠であり、ライバルとの差をつけられるところであります。
技術面での進歩は一朝一夕ではいかないかもしれませんし、既に横並びか頭打ちかもしれません。しかし、知識や思考の幅というのは学習するのはそのときだけです。
学びは一瞬、知恵は一生
速く弾くとか大きく歌うとか、若いうちはカバー出来る部分も多くあると思います。が、年老いて筋力が落ちた時に同じことが出来るでしょうか。ただただ曲を練習しているだけでは、成熟した演奏が出来るようになるでしょうか。
多分、むずかしいですよね。
逆に言えば、
原語で歌詞を読み込んでみた、
コードや和声などの理論からアナリーゼしてみた、
作曲家の歴史的背景を考えてみてみた。
など、「どれだけその曲と見つめ合ったか」というものは必ず音に現れるのではないでしょうか。
し、必要な時に必要な知識やレッスンを受けることが出来たら?
もしコード理論が体系的に学べたらどうですか?
もし即興演奏が最短で学べたらどうですか?
もし海外や地方でのセミナーが受けれたらどうですか?
もし現役で活躍出来る音楽家の話が聞けたらどうですか?
もし集客や企画、セルフプロデュースについて人より秀でていたらどうですか?
音楽家としての総合力、いや、戦闘力が上がると思いませんか?
絶対成長速度も早いですし、息の長い音楽活動が出来ますよね。
ここまで読んでいるあなたはきっとそのあたりはよく分かっているかと思います。
しかし
「そのための時間がない」「そのための教材がない」
それが問題ですよね。
画一的な音楽教育により、目立った成果で出ない人が多い中、必死に自分の価値を磨き上げようとする、そんな人が弾くピアノや歌は絶対に誰かの魂をゆさぶるはずです。
そんな人間がたくさん出てきたら、これからの音楽はますます面白くなっていく気がしませんか?